絹の長襦袢の洗い方

「絹の長襦袢を自宅で洗う」
そんなことも夢では無くなった加工方法(シュリンクプルーフ加工)があります。この夏、紋紗の長襦袢にシュリンクプルーフ加工をし大活躍したのでご紹介します。


絹の天敵である水、水に濡れてもほとんど縮まない加工です。撥水加工とは違い、溶剤でコーティングするのではないので絹本来の風合いは損なわれません。

夏の暑い日、絹の紋紗の長襦袢を着てみました。自分で洗えるから良いかなと、

汗をかいてもサラサラで、涼しく、肌の感触もスベスベで快適、絹を素肌に着ていると考えると、素晴らしい体験です。


洗い方

今までも洗える着物(木綿•ポリエステル)は自宅で洗っていました。
着物専用のネット↓に入れ

洗濯機のおしゃれ着、デリケートバージョンで洗います。

この夏着た浴衣も洗いたかったので、絹の長襦袢と麻の長襦袢を一緒にあらいました。

シワにならない様、脱水だけは早めに切り上げ、30秒程で取り出します。浴室乾燥機、もしくはお部屋で乾かしてください。外だと焼け変色する怖れがあるからです。
お部屋で干す場合、床にバスタオルを敷いておくと安心です。

洗っては着て洗っては着てを、この夏何度も繰り返した長襦袢。洗い上がりのシワも気にならない程度で、長襦袢だからノーアイロンで着ています。もちろん、縮んで着物との寸法の差が沢山出てしまうような事も無いです。淡いグリーンの紋紗で作ったので、暖冬ゆえ真冬以外は着てしまおうと目論んでおります。

絹の長襦袢、是非おうちで御手入れできるようにしませんか?
シュリンクプルーフ加工をお勧めします。

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